三宅島の民宿(船宿)夕景:磯渡船、磯釣りガイド案内、釣り船、釣り餌販売など様々な海釣りに対応します。女性・初心者・ファミリー大歓迎です!

◎コマセが少ねぇよ!もっと撒かなきゃ!

スタッフ:「明日は凪だから三本は1日行程(午前6時から午後3時まで)だよ~」
      「餌何枚持っていく?(1枚が3kg)」
お客さま:「とりあえず2枚解凍して下さい!凍ったのを2枚持っていきますんでよろしく!」
スタッフ:「えっ?そんだけ?」
お客さま:「はい!これで配合餌2袋で丁度いいと思います。」
スタッフ」「・・・・・」「了解!じゃあ明日待ってます!」

・・・春になって、三本岳への渡船率が上がってくると、ほぼ毎日のように繰り返されるこの会話。
個人差はあると思いますが、皆さんはどう思いますか?
1日で12kgのコマセ、これが多いか?少ないか?あるいは丁度いいか?

ここから先は、私の経験に基づいたお話です。
アドバイスと聞き入れて頂ければ幸いですし、ウザければお戻り下さい。(笑)

私は、この時期に1日行程で三本岳に向かうときは3枚解凍、3枚冷凍で最低6枚、これに増量系の配合餌(グレ500など)を2袋持参するようにしています。
そして、三本岳に到着後、周囲を観察して、ポイントまで”コマセを運んでくれるような条件”があれば、配合餌は入れず、オキアミもつぶさないでそのまま撒きます。
”コマセを運んでくれる条件”とは、追い風、払い出し、潮の流れなどです。
増量系の配合餌を入れるケースとして、当てはまるのが、コマセが足りなそうになったとき、遠投が必要なときなどです。

【私が愛用している配合餌”グレ500”】            【普通のLカップ(左)私専用カップ(右)】

「コマセの撒きすぎだよ」そう思われる人もいるでしょう!
実際、私は周りの人によく「コマセ撒きすぎだよ!」「魚が腹一杯になっていなくなっちゃうよ!」といわれます。
果たして本当にそうでしょうか?
水温が上昇してイスズミだらけの三本岳、コマセを沢山撒いて、これらの魚が居なくなったことがありますか?
南伊豆の小サバやネンブツダイ、コマセを沢山撒いて、居なくなりますか?

私は、噴火災害で避難している数年前に八丈島のオッチョガ浜という場所で泳いで非常に面白い場面遭遇しました。
泳ぎながらオキアミ3kgを一気に水面に撒き散らしました。
イスズミ、熱帯魚、ムロアジ、タカベ、沢山の外道が水深2メートル程度の浅瀬に集まってきます。
海底5メートル付近には口太メジナ、サンノジが沢山泳いでいましたが、海底付近には1粒のコマセも届きません。
外道が完食したと思われます。
 「こりゃ面白い!」と思った私は、車に戻って、夕方用に解凍し始めていたオキアミ2袋を持って、再度海中へ。
先ほどとは少し場所をずらして、少しバシャバシャしているところに一気に2袋を撒き散らしました。
するとどうでしょう。
最初は先ほどと大した変化もなく、外道だらけでした。
しかし、先ほどとはコマセの量が倍違います。
しばらくすると海底付近に6kgのコマセのうち3分の1程度が沈下し、口太メジナとサンノジがコマセを食い始めました。
途端に急に浅瀬に食い上がって来ては乱舞し、外道はいつの間にかどこかに消えてしまったのです。
また、乱舞した本命の中にも、少しのコマセを食っただけなのに、外道と同じように消えていったものもいました。

このような状況を釣りに置き換えると、コマセをボチボチ撒いていたのでは、ただの餌取りだらけの状況ということになるんだと思います。
しかし、状況次第で必要となるコマセ量を撒くことによって、本命の魚を寄せることが可能であると自信を持っていえます。

要するに、
「少しのコマセを撒いても全然本命に届いていないケースが殆どである!」いうこと
「潮が動いている場所に釣座を構えなければコマセを本命のいる棚に運んでくれない!」ということ
「腹が一杯などの要因で食い気がなくなった魚はそもそもコマセに集まって来ない!」ということ


この3つが私のコマセ持参量の根拠となっているわけです。
大体8時間30分の釣り行程のうち、準備、休憩を除けば7時間の釣り時間ですね。
7時間で18kg、およそ1時間でオキアミ1枚という計算です。
こうして改めて計算してみると、さほど多くないということがお分りだと思います。

間違えないで欲しいのは、これはあくまでもコマセの話で、「釣果」とは全く無関係という点です。
毎度申し上げているとおり、「釣れる釣れないは潮の流れ」次第ですから。

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