三宅島の民宿(船宿)夕景:磯渡船、磯釣りガイド案内、釣り船、釣り餌販売など様々な海釣りに対応します。女性・初心者・ファミリー大歓迎です!

◎自然環境への配慮

現在、地球規模で取り組まれている二酸化炭素の問題。
皆さんもNHKなどのニュースで良くご存知かと思います。
主に森林伐採、都市部における空調機器の大量普及などが原因として挙げられています。
いずれも”人間の快適な暮らし”のために資源を犠牲にしすぎたツケだと無責任な評論家たちはゴチャゴチャと言いたい放題言っています。
評論することは少し勉強すれば誰にでもすぐにできます。
しかし、実際にその評論を裏付けるような目に見えた形で実証することは難しい、というか実証できるような方々は評論家の域を超えて、企業のトップや国会議員などある種のリーダーになっているはず。
世の中の役割分担がうまくいっていると言えばそれまでですが、”口だけ出して金も手も下さず”という世界はそろそろ受け入れられなくなって来ることでしょう。
現状、世間は色々な意味で非常に厳しいです。
口だけ出せる世界の人間はごく一部で、それ以外の人間は我が身を守らなければならず、色々なことに関心を示し、口を出す余裕はありません。

さて一方、我々釣り業界のほうに目を向けてみるとどうでしょう?
温暖化が及ぼす海況的な部分を除くと、やはり大きな問題は”ゴミ”しかないと思います。
変な話ですが、私が子供のころはポイポイと大半の人が海にゴミを捨てても平気な時代でした。
平気というと語弊があるように聞こえるかもしれませんが、現場を見ても誰も注意しないし、誰かが捨てたゴミを拾いもしません。
そのような意味で平気だったんです。
心あたりがあると思います。
”これは悪いことなんだな”と分かっているものの面倒くさくてついつい捨ててしまったこと・・・。
夏の終わりになると、学校行事で「海を綺麗にしましょう!」と偽善的なテーマが掲げられ、保護者とともにゴミ拾いをして、「それでいいんだ」という程度の認識でした。

しかし、現在は科学的な実証に基づき「ゴミになるものは極力持ち込まないようにする」「海にゴミは置き去りにしないようにする」など具体的なテーマが掲げられるようになり、それを踏まえて海で楽しく遊ぶ!ということになっています。
磯釣り、船釣り、海水浴、あらゆる海でのレジャーを楽しむ方々の心構えとして普及しています。

およそ20年間での意識の変革には相当な工夫や労力や調整が必要だったことだと思います。
今まで目を背けてきた部分にあえて着目するということは現代社会においてもとても難しいことだと思います。
改めて考えるとすごいことですよね。
ご尽力された方々や企業に対する敬意が小さいように感じるのは私だけではないと思います。

しかし、まだまだという部分も多々あるのが実態です。

磯釣りに出掛けると、すぐに集まってくるカラスの大群。
これはオキアミの袋やお弁当袋、お菓子などが磯に残っていましたよ!という合図です。
また磯にこぼれたコマセを海水で洗い流さないから我々は餌にしていますよ!それらを求めて仲間も呼んで集まっていますよ!という宣言です。

やっぱり心のどこかで磯が汚れたって自分には関係ない!
自分の土地じゃないからどうでもいい!

そのように心のどこかで思ってしまう釣り人がまだまだ多いということなのでしょう。
そういう釣師は、危険な岩場の上で他者との協調性も図れない人なんです。
自分のゴミも片付けられない釣師が他者のことなんか気にするはずもなく、しいては天候を気にしたり、釣りに最も大切な海中観察なんてできるはずもありません。
よって渡船時に身の程も知らずに落水し、他者に迷惑を掛けることになるんです。
結果、そういう釣師は1000%釣果を得られるはずもなく、すべて海のせいにするんです。

「釣れないのは海のせい、他人のせい、船長のせい、捨てたゴミが消えないのは海のせい」

時代の流れに乗れないものは淘汰されるのが今の世の中、そういう釣師はとっとと消えてください。
海に捨てたビニール袋やペットボトルは釣師の視界からは消えたとしても、海中で自然消滅することは絶対にありません。
誰もが自分は違う!と思うものです。
お前は何様だ!と怒られるかもしれませんが、三本岳に渡船されるお客様の中にも、該当する方々が数多くいます。
自分の胸によくよく聞いて見て下さい。
保冷剤や発砲スチロールを置き去りにしていませんか?
オキアミや配合餌の袋が風で飛ばされていませんか?

三宅島では磯のクリーンアップや海鳥とゴミの関連性の調査など様々な取り組みがされています。
それは、三宅島が世界に誇る磯釣り、バードアイランドを自らが守り、そしてそれらの取り組みを発信することが義務であると考えられているからです。

少しづつ三宅島の海を綺麗に遊ぶ方々が増えてくれるのが我々三宅島島内の釣り業界のささやかな喜びでもあり、一方で心無い方々による汚染に対しては毅然とした態度で臨まなければと強く感じている今日このごろです。

釣りは、色々なことに関心を示し、”口だけ出す人間”、色々なことに関心を示す余裕がなく”口も出せない人間”にも共通する趣味の世界です。

三宅島観光情報
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