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◎船長の独り言

自然環境への配慮

現在、地球規模で取り組まれている二酸化炭素の問題。
皆さんもNHKなどのニュースで良くご存知かと思います。
主に森林伐採、都市部における空調機器の大量普及などが原因として挙げられています。
いずれも”人間の快適な暮らし”のために資源を犠牲にしすぎたツケだと無責任な評論家たちはゴチャゴチャと言いたい放題言っています。
評論することは少し勉強すれば誰にでもすぐにできます。
しかし、実際にその評論を裏付けるような目に見えた形で実証することは難しい、というか実証できるような方々は評論家の域を超えて、企業のトップや国会議員などある種のリーダーになっているはず。
世の中の役割分担がうまくいっていると言えばそれまでですが、”口だけ出して金も手も下さず”という世界はそろそろ受け入れられなくなって来ることでしょう。
現状、世間は色々な意味で非常に厳しいです。
口だけ出せる世界の人間はごく一部で、それ以外の人間は我が身を守らなければならず、色々なことに関心を示し、口を出す余裕はありません。

さて一方、我々釣り業界のほうに目を向けてみるとどうでしょう?
温暖化が及ぼす海況的な部分を除くと、やはり大きな問題は”ゴミ”しかないと思います。
変な話ですが、私が子供のころはポイポイと大半の人が海にゴミを捨てても平気な時代でした。
平気というと語弊があるように聞こえるかもしれませんが、現場を見ても誰も注意しないし、誰かが捨てたゴミを拾いもしません。
そのような意味で平気だったんです。
心あたりがあると思います。
”これは悪いことなんだな”と分かっているものの面倒くさくてついつい捨ててしまったこと・・・。
夏の終わりになると、学校行事で「海を綺麗にしましょう!」と偽善的なテーマが掲げられ、保護者とともにゴミ拾いをして、「それでいいんだ」という程度の認識でした。

しかし、現在は科学的な実証に基づき「ゴミになるものは極力持ち込まないようにする」「海にゴミは置き去りにしないようにする」など具体的なテーマが掲げられるようになり、それを踏まえて海で楽しく遊ぶ!ということになっています。
磯釣り、船釣り、海水浴、あらゆる海でのレジャーを楽しむ方々の心構えとして普及しています。

およそ20年間での意識の変革には相当な工夫や労力や調整が必要だったことだと思います。
今まで目を背けてきた部分にあえて着目するということは現代社会においてもとても難しいことだと思います。
改めて考えるとすごいことですよね。
ご尽力された方々や企業に対する敬意が小さいように感じるのは私だけではないと思います。

しかし、まだまだという部分も多々あるのが実態です。

磯釣りに出掛けると、すぐに集まってくるカラスの大群。
これはオキアミの袋やお弁当袋、お菓子などが磯に残っていましたよ!という合図です。
また磯にこぼれたコマセを海水で洗い流さないから我々は餌にしていますよ!それらを求めて仲間も呼んで集まっていますよ!という宣言です。

やっぱり心のどこかで磯が汚れたって自分には関係ない!
自分の土地じゃないからどうでもいい!

そのように心のどこかで思ってしまう釣り人がまだまだ多いということなのでしょう。
そういう釣師は、危険な岩場の上で他者との協調性も図れない人なんです。
自分のゴミも片付けられない釣師が他者のことなんか気にするはずもなく、しいては天候を気にしたり、釣りに最も大切な海中観察なんてできるはずもありません。
よって渡船時に身の程も知らずに落水し、他者に迷惑を掛けることになるんです。
結果、そういう釣師は1000%釣果を得られるはずもなく、すべて海のせいにするんです。

「釣れないのは海のせい、他人のせい、船長のせい、捨てたゴミが消えないのは海のせい」

時代の流れに乗れないものは淘汰されるのが今の世の中、そういう釣師はとっとと消えてください。
海に捨てたビニール袋やペットボトルは釣師の視界からは消えたとしても、海中で自然消滅することは絶対にありません。
誰もが自分は違う!と思うものです。
お前は何様だ!と怒られるかもしれませんが、三本岳に渡船されるお客様の中にも、該当する方々が数多くいます。
自分の胸によくよく聞いて見て下さい。
保冷剤や発砲スチロールを置き去りにしていませんか?
オキアミや配合餌の袋が風で飛ばされていませんか?

三宅島では磯のクリーンアップや海鳥とゴミの関連性の調査など様々な取り組みがされています。
それは、三宅島が世界に誇る磯釣り、バードアイランドを自らが守り、そしてそれらの取り組みを発信することが義務であると考えられているからです。

少しづつ三宅島の海を綺麗に遊ぶ方々が増えてくれるのが我々三宅島島内の釣り業界のささやかな喜びでもあり、一方で心無い方々による汚染に対しては毅然とした態度で臨まなければと強く感じている今日このごろです。

釣りは、色々なことに関心を示し、”口だけ出す人間”、色々なことに関心を示す余裕がなく”口も出せない人間”にも共通する趣味の世界です。

磯フカセ釣りのターゲットはメジナや黒鯛だけ?!

改めて考えると、最近の上物の磯釣り雑誌の表紙は組まれている特集や記事などによって異なるが、ほぼ100%「メジナ」「黒鯛」で飾られている。
皆さんご存知のとおり伊豆半島周りでの40cm級の口太メジナ、離島での60cmの尾長メジナ、三浦半島での50cm級の黒鯛などがそうである。
しかし、それらの表紙を飾る魚種以外にも、特に遠征などにおいては、沢山の魚たちが登場し磯を湧かせることも多いはず。
離島の釣りで言えば、例えば外道で10kgシマアジ、5kgフエフキダイなんかが釣れることも稀ではない。
おそらく半島周りでも、良型のイサキの入れ食いやあっと驚くヒラスズキなんかも上がっていることもあると思う。
もちろんテーマや主旨によるものだろうが、それらのシーンは良くて付録として記事の端っこ、もしくはコメントのみだったりする。
数多くの釣り人はメジナ、黒鯛の釣果情報を注視し、釣行予定を組んだり、道具をそろえたりする。
その情報はより早く、より細かく、より釣り人の心をくすぐるようにほぼ毎日提供される環境が整っている。
しかし、一方では、子供やビギナーに対する情報量は乏しい現実もある。
現在、磯釣り業界でメジャーとなっているメジナや黒鯛を長年追いかけ、熟知している人は、今更釣りの魅力について語らずとも、体に染み付いているでしょう。
おそらく色々な釣りも様々な気候や条件も経験し、安全第一に心から釣りを楽しんでいると思います。
楽しみ方や釣り方も十人十色、カラスの勝手、それで良いと思います。
でも子供やビギナー、あるいは家族連れで遊びたい!と思っている方々にとって、現在の磯釣りシーンはどのように映っているんでしょう?
「難しい!とっつきにくい!お金が掛かる!決まりごとが多すぎる!怖い!1人じゃできない」という声が当宿に宿泊されたお客様から聞こえてきます。

どんどん情報量が増え、釣り道具や釣り方ばかり追求し続けた結果、子供やビギナーなどが近づいてはいけない世界へとなってしまっているようです。
我々が子供の頃は大人と混じって堤防で竿を出し、色々な話を聞きながら釣りを覚えました。
また堤防でサビキをもらったオジさんの言っている事が本当かどうか割間の磯周辺でよく泳いで確かめたりしたものです。
今、錆が浜や伊ヶ谷の堤防を見渡しても、ほとんど子供の姿はありません。
小さい頃から釣りというものが身近な存在となっている子供以外は海と触れ合わなくなっている実情があります。
しかし、一方では、あるタイミングで港や磯に連れて行ってもらった、教えてもらったという接点から釣りにのめり込む方々がいるのも事実です。

要は数の問題。釣りをする人口が減っている、減っていなくても少なくとも増えてはいない。

特に都会の子供なんかは室内での娯楽の普及によって、外で遊ぶ子供が減少し、少年期に形成されるべき体力の衰えが顕著になっていると言う声をニュースで耳にしたことがあります。
また、今般も継続している経済不況により、今まで休日となれば遠征していた方々も休日返上で働かなくてはならなくなり、海から遠ざかり気味のようです。
これらは時代の流れで如何ともし難く釣りというところから何を投げかけても何ら変わることはありません。

しかし、今でも海で遊びたい!という子供たちや釣りに興味があるビギナーの方々は沢山います。
その人たちにどのように釣りというものを投げかけていくのか?
釣りの発展のために、我々釣りを商売にしている人たちが率先して、アプローチの仕方やその内容についてよくよく調査していかなければ本当にこの業界は萎んでしまいます。


磯釣シーズン開幕!磯釣人口は増えていくのか?減っていくのか?

黒潮蛇行の影響によって水温が上がらず、今年の7月まで続いた磯釣りシーズン。
自然の力はやはり凄いと思い知らされたシーズンでした。
例年ですと7月といえば、ムロアジ、イスズミの独壇場となる三本岳。
地磯でも殆ど潮が効かず、水深の浅い磯以外はコッパメジナや熱帯魚だらけとなります。
しかし、温暖化の影響か?いずれにしても大自然のメカニズムによるものなのか?わかりませんが、
今年は7月まで55cmを超える巨グレが姿を現わしました。

釣り業界(雑誌)では毎年、シーズンイン直前になると、「今年はこうなる!」的なある種の占い師が予言したかのごとく断定的なシュミレーションがなされます。
私などはそういう記事が載っていると、表紙だけ見て「またやってる!勝手にすれば?」と思ってしまいます。
また、毎年新しく発売される釣り道具を購入していくお客様に対して、「今年はこれ!」と心をくすぐるキャッチフレーズを掲げ、次々と竿やリール、道糸やハリスが発売されていきます。

「今年はどんな釣具が発売させるんだろう?」

これはどんな釣り人でも興味を持って見守り、また早く情報収集に努めようとします。
この心の中は、「早く磯に立ちたい、新しい道具を使って見たい。」という純真そのものだと思います。
「おおっ!これはいい!」とコンセプトに賛同できる年がある一方で「また??毎年同じじゃない?色やちょっとデザインが違うだけじゃない?」と厳しい批判が出ることもあります。
日本列島は北海道から沖縄までが釣り天国。
ニーズや環境が異なれば当然意見も賛否両論、釣具メーカーも万能ではありません。

情報化時代、お手軽ネット販売時代。
この流れの波に釣り業界もうまく乗って、マカド根の先端のごとくバリバリ流れていきます。
しかし、ここで惑わされてはなりません。

道具は道具でしかない!ということ。
新しい道具を買ったところで、本質的な役割は大きく変わるものではありません。
45cmの尾長メジナが抜けるのか?タモを入れなければならないのか?
道糸が200メートル巻けるのか?150メートルで良いのか?

結局のところ、毎年秋に我々が期待する「今年はどんな釣具が発売させるんだろう?」という気持ちの他に「必要なのか?役に立つのか?」を改めて考えて見ればよいことだと思います。
誰もが他人よりの早くその道具を使って見たいという欲求は持っているものですが、皆さんも心あたりがあると思います。
”買ったばかりなのに殆ど使わない釣り道具”
情報が蔓延し飽和状態の釣り業界。
多様化しすぎて、大きな違いを表現することを冒険として位置づけ始めた釣り業界。
素材や重量、細やかなバランスの変更。
テクノロジーの発達によってどんどん細かくなっていきます。
そのような状況下でそれぞれ確かなものを掴んでいかなければ、磯釣の本質を見失ってしまいます。
これって今後の釣り業界を考えて見たときに・・・・非常に危険なものだと思います。
なぜなら、一旦釣り業界の迷路に嵌ってしまったら・・・・釣りが楽しくなくなるからです。
年々磯釣人口は減っているように思います。
ある一定の年齢を過ぎると船釣に転向する傾向は良く見受けられます。
しかし、小学生や中学生など底辺に位置する年齢の方々が磯釣を始めたいんです!というような声はほとんど聞かれなくなりました。
何故でしょう?
これはあくまでも推測ですが、単純に「楽しくない!」からではないでしょうか?
じゃあ何故楽しくないのか?
「やってみようかな?」と情報を取ってみると、真っ先に細かい情報が嫌というほど出ています。
ルールやチーム、名人、釣法、細いハリス、軽い竿・・・・。
釣り道具や地域性ばっかりで、どこにも海の魅力や楽しみ方、自然との接し方など一番大事な情報がすぐに得られない、これが一番の原因だと思います。
普通に考えて、野球やろうとしている子供にいきなり「バットはどうの?グラブは純正の皮がよいか合皮が良いか?スパイクのピンは金属かプラスチックか?」という話をして理解が得られますか?
それよりも、「ちょっとボールに触ってみなよ!試しに打って見る?グラブはめてみれば?」このようにアプローチすることができれば大きく変わってくると思います。
海でも同じではないでしょうか?
このような考え方を、とある一部の業界人に否定されたこともありますが、冗談じゃありません。
あなた方はもう何十年の前の時代に釣りを始めた方々であって、これから釣りを始めようかな?という方々の気持ちやストレスが理解できるはずがありません!
当時とは情報量も海との距離感も全く違っているんです。

そろそろ釣り業界も釣り道具のセールス面だけでなく、磯釣人口の増加に向けて本気で取り組んだほうがいいと思います。
これは1つの責任だと思います。
いくらテクノロジーや技術革新が進んだところで、買い手人口が増えなければ今以上の発展はないでしょうし、高齢化が進んでいる現在、先細りしていくのは誰にでも分かります。

一方では、我々磯釣師も自分自身のことだけだはなく、それぞれ、釣り業界のことを考え、たとえ今所属しているチームやメーカーの方針と異なって脱退することとなったとしても、思ったことは声を大にして表現して良いと思います!

そういう時代が来ていると思います。

沖縄日記(その3)

さてさて、2日目の船釣りは強風のために中止。
まあ台風で釣りができないと思っていたわけですから、よしとしましょう。
そもそも、遠征の大物釣りに撃沈はつきもの、天候の急変もつきもの、潔く石垣島に帰りましょう。
というか、早くしないと小浜島から脱出できなくなってしまいます!そして三宅島にも帰れなくなります。

船の出港までの時間、小浜島まで来たもうひとつの目的「ちゅらさん」に触れるため、探検しましょう!

【ちゅらさんのロケに使用された民家 TVではこはぐら荘】

小さな集落の中にある小さな民家。
何度もこの”こはぐら荘”の前を通りました。

【ロケに使用された”シュガーロード”】         【地域の人にも受け入れられているようです。】

近くの商店に入ると、ヒロインの国仲涼子さんの写真が飾ってありました。
「一緒にバーベキューやって写真とったのよ、マネージャーさんに怒られたけどね!」
「本人も沖縄出身だからゴーヤばっかり食べてたわよ!」
などと当時のエピソードを教えてくれました。
また”シュガーロード”という名称の生みの親は宿泊したホテルはいむるぶしの社員さんだそうです。
そろそろ船の時間だということで港で昼食をとりました。

これも楽しみにしていました、ポーク卵定食です。
ちゅらさんの第一話に登場する沖縄では定番のメニューです。
色々とメニューを見ていると、えっ?あり得ないだろ!というものも発見しました。

これにはびっくり!お祭りや海の家じゃあるまいし!でもおもしろかったです。

というわけで石垣島行きの船に乗船し、無事に石垣島に到着しました。
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石垣島は移動の中継基地という位置づけで立ち寄っただけなので、あまり観光はせず、ただただボーっとして、漫画を読んだり、ドライブしたり、昼寝をしたりしてダラダラと過ごしました。

しいて目的を持って動いたとすれば、高橋哲也さんの紹介で居酒屋”錦”を訪ねたことくらいです。

マスターとの記念撮影です。
沖縄での釣りに関して、色々なアドバイスを頂きました。

来年か再来年にはまた沖縄での泳がせ釣りをリベンジしたいと思います。
次回は石垣島かな?せっかく知り合いになった錦のマスターを頼りにしたいと思います。

沖縄日記(その2)

さて、夕食でオリオンビールを楽しんだ後、いよいよ明日の釣りに向けた準備開始です。
忘れ物はないかな?
私は釣行の荷物は日本一少ないと自負しています。
今回も無駄なものは一切持って来ません。
必要最小限でいいと思っています。
”道具をちょっと変えたくらいで釣果は格段に変わることはない!と思っている”のが基本ですが、すばやく準備、即撤収することを常に心がけているからです。
大体、荷物が多い順に、釣り開始が遅い、緊急撤収時にモタモタしているのが常道です。

私は磯に出掛けるときも、必要な小物は全てライフジャケットの中に入れます。
ですからタックルバッグというものが不要になります。
ということは渡船の際の荷物量が減って、その結果、投げ手、受て手相互に気を使うシーンが減少し、また体力の温存、渡船時間のロス軽減につながります。
特に時化の日の渡船や人数が多いときのことを考えれば尚更です。
「あ~もっとウキの種類を持ってくればよかった!もっと細いハリスも持ってくればよかった!」なんて、これまで1度も思ったことはありません。
どんなに長くとも1日の釣り時間は10時間、そのうち移動や休憩を抜くとせいぜい8時間程度。
潮変わりや変化する風波の影響などを考慮したとしても、ライフジャケットに収納されている道具以外使いようがないと思うのは私だけでしょうか?

ロッドケースも持って行きません。すべて剥き出しの竿、タモ、杓をベルトで巻いていきます。
ロッドケースがパンパンになるほど、色々な物を詰めている人を見かけますが、信じられません。
磯で生活するわけでもあるまいし、荷物が多すぎますよ!
「道具が傷つくから~」船中の荷物の管理に気をつけましょう!それはロッドケースに収納されていても同じことです。
渡船客相互の気遣いマナーの基本です。
例えば重ねないようにする、別に置く、など色々な方法があります。
また、ちょっと傷ついたくらいで機能を失うような柔な道具は使わない方がいい!
剥き出しの竿が船上でポッキリを折れるくらいの衝撃を受けたとしたら、それはロッドケースに入れておいても結果は同じです。

「道具に潮が被るから~」結局宿に帰ってきたら道具は水で洗うものです。船の上で被っても、磯の上で被っても結果は同じです。

道具を大切にすることを否定しているわけではありません。
ただ、道具を大切にする余りに、釣り開始が遅れたり、撤収時にモタモタするのはどうか?と言いたいんです。
時合を逃す原因であり、また事故の原因にもなるということです。
釣れない原因を道具に求めるから、あれもこれもと可能性に賭けたくなって道具が増えていくんです。
釣果を手にしたときの道具を万能だと勘違いして、観察力がおろそかになっていくんです。
結果、海を見ていない、一緒に出掛けた仲間のことを考えていないということにつながるんです。
話が横道に逸れてすみません。

というわけで今回準備した道具

この針の大きさを見てください!これを食ってくる魚が海には沢山いるんです。

全部でこれだけ。
餌釣り用の竿は?そんなのは泳がせ用ロッドに兼務させます。
すぐに泳がせ仕掛に変えられる工夫がされているんです。知っている人は知ってるでしょうけど。

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翌朝、台風の影響が心配でしたが、逆に凪過ぎじゃない?と思うほどの快晴。

さあ、出発です。
乗員は船長、スタッフ、私の3名です。

ポイントは西表島南の沖~ナカノカミ島、水深150m付近です。
港から出航し、30分間はホワイトグリーンのリーフの海域、深くとも水深15メートル程度。
適当なところでグルクンを狙いますが・・・・・・・・・・・・・。
全く釣れません。外道はポツポツ・・・・・・・・・・・・・・・・。
オジサン、キツネウオ、極小バラハタetc。
5回以上ポイントを変えますが、どこに言っても一緒。
時間が無くなるとのことで、その餌で強引に泳がせポイントに移動です。

先日、宮古島で撮影をしていた高橋哲也さんとも電話で・・・・。
「テッチャン!全然餌釣れないよ!ヤバイよ!」
「俺が行ったときも全然餌釣れなくて、4時間以上走り回ったよ!」
「何でもいいから餌になるものは取っときな!」
とのことでした。

そこで更なるトラブル発生!写真撮影用の携帯電話が謎の故障・・・・・。
踏んだり蹴ったりの釣りになる予感200%です。
めざましテレビの占いも最下位でした。

重い気持ちで泳がせ釣りに臨むと、更に重い重い。
出ました!大きなシャーク登場です。(本当なら写真掲載)

またシャーク、またまたシャーク、唯一の釣果は良型のバラハタ君のみでした。

皆さん、こういう現実もあるんです。
いつでも釣れるというわけではありません。海は大きい~~。
船長は「暗くなるまでやる?」と言ってくれましたが、既に沖目は大きなウネリが立ち始めています。
「今日は諦めるよ~明日に備えるよ~」というわけで、午後4時50分に撤収となりました。

しかし、やはり占い最下位の力はこの程度で終わってはいませんでした。
夜になって強風が吹き荒れてきたんです。
「明日は中止~~」

つづく

沖縄日記(その1)

台風17号、18号の発生により心配された沖縄遠征兼観光旅行。
台風の足が遅かったため、ほぼ予定どおり出掛けることができました。
今回の旅行の目的は2つ、まず沖縄でのダイナミックな大物泳がせ釣りをすること、もうひとつは平成13年にNHKドラマで放映された「ちゅらさん」の舞台をみることです。

さて、行程は石垣島を経由して小浜島へ、そこで大物泳がせ釣りを行い、翌日石垣島へ戻り島内観光をするといったのんびりとした旅行です。
気分転換、情報収集と色々な目的もあるんですが、要するに三宅島を離れての「休暇」のようなもんです。

まずは石垣島。
ひととおり三宅島で使っている釣り道具は持ってはきたのですが、郷に入ったら郷に従え!との言葉のとおり釣具店に出掛けます。

【石垣島で1番人気”島つりぐ”】

やはり沖縄!販売しているものがハードかつ面白すぎます!
「持ってきているよ!」と分かっていても親子サルカンやフックサルカンなど余計なものを買ってしまいました。

大物釣りのためにあるようなお店です。
特に活餌を確保するためのサビキの質量にはビックリ仰天でした。

道具を揃え、いざ小浜島に出発です!
一昨年の西表島旅行と同じ港からの出発、そんなに回数は来ていませんが懐かしい感じがしました。
綺麗なホワイトグリーンの海から太平洋と同じ藍色の海へ。
「さあいよいよだ!いったいどんな魚との出会いがあるんだろう?」
このワクワク感が味わえただけでも既に充分です。
三宅島に来られる皆さんが味わうのと同じような気持ちでしょうか?!
ここまで来ると”まな板の鯉”です。大物と出会えるのか?それとも撃沈か?どちらかです。

小浜島行きの高速艇に積み込まれた荷物 生活路線です。
台風が接近して欠航が続くと・・・荷物事情は三宅島の比にならないくらい不安定です。

ガラガラの船室 シーズンオフでしょうか?
何便も往復しているので分散しているのでしょうか?

各島へ出掛ける便が重なるとまるでモーターボートのレースのようになります。
小浜島まではおよそ25分程度、あっという間に到着します。

小浜島のリゾートホテル”はいむるぶし”と西表島に沈む夕日の写真を撮ってみました。

三宅島と比較して東シナ海側は日没時間が30分以上遅くなります。
時差ではありませんが、「えっもうこんな時間?」といった感じになります。
逆に朝は「まだこんなに暗いの?」となります。
この日は移動移動でヘトヘトでした。
羽田~那覇~石垣島~小浜島、不慣れな私には結構キツイ移動距離でした。

つづく

夢を求めて遠征する気持ち

三宅島に遠征してくれる多くのお客様。
竹芝桟橋のターミナル内では、凪か?水温はどうか?渡船の混雑具合は?などなど色々な話題で盛り上がっています。
時間的にもアルコールが入っていますから、段々と笑い声も大きくなっていきます。
そして東海汽船の出航アナウンス。

【かめりあ丸よりお台場レインボーブリッジを望む】

見慣れた(見飽きた?)景色、このころ皆さんは何をしていますか?
寝ていますか?久々に落ち合った仲間と食堂へ直行ですか?

さて、私どもは三宅島に遠征される皆様を受け入れる立場ですが、一方では1人の釣り師として夢を求めて毎年のように遠い海へ遠征に出掛けています。
私が暮らしている三宅島は大型の尾長グレや巨体の青物などの宝庫です。
本当に贅沢なことだと感じ、特に磯釣りに関しては、冬から初夏にかけては本当に非常に恵まれた環境で暮らしていることを肌身で実感しています。
同時に最近では”三宅島の海に感謝”との思いからゴミ問題などの環境保持に努めよう!と思っています。
しかし、それは現状や習慣であって、決して新たなフィールドへの探究心とは違います。
「きっと凄いんだろうな~」と未知数のドキドキ感や新たな瞬間を味わう海ではありません。
「三宅島に暮らしているのに、他にどこに行く必要があるんだよ!」と良く言われますが、要するに心境の問題で、私も皆さんが三宅島や八丈島、男女群島や薩南諸島に遠征するのと同じ気持ちを時々持つことがあるってことなんです。
というわけで、今年も行ってきます!
沖縄県の、とある島のクルーザーボートでビッグフィッシュとの出会いを求めて。

【石垣港より更に南へ】

期間は9/30~10/7までの間、釣りをするのは2日間でそれ以外の日はただの休みです。
沖縄の海を関東の海と比較してみると、水深、海底形状、水色、生態系などが大きく異なります。
これも実際に経験して見なければわかりません。

【那覇の市場にて 魚の種類が違うでしょ?】

釣果ばかりではなく、そういう違いも楽しいです。
一昨々年はトカラ列島、一昨年は西表島、昨年は小笠原と色々な海に出掛けました。
色々な海を感じ、人と出会い、色々な話を聞いたり、三宅島の話をしたり・・・。
今年も本格シーズンを目前にリフレッシュしてきます。


磯釣りシーズン開幕!?

そろそろでしょうか?!
もういいころでしょうか?!
まだまだでしょうか?!

北東風が強く引き続ける台風シーズン、気温も涼しくなり、水温も低下し始めます。

ぼちぼち水温が低下し始めました。昨日の三宅島本島周りは22度台、三本岳でも23度台でした。
本当周りの地磯では良型の尾長メジナ、三本岳ではムロアジの泳がせ釣り、また中型の尾長メジナが
狙えるシーズンを迎えています。
磯釣り本番の12月~翌6月までに向けて、そろそろ準備体操を始めても良い頃ではないですか?
まずは地磯、それから西風との戦い、そして春の三本岳へと今シーズンも色々なドラマが待っていることでしょう。

ぜひいらっしゃってください。
ありえないほどの爆釣、どうしようもない時化、湖のような海、川のような激流、いずれも三宅島の魅力です。

タックル選択の基準とは?

日本全国、それぞれのフィールドで対象となる魚種や魚のサイズ、潮の流れ、地形、風波など条件が全く異なるのは当然のことである。
落ち着いて考えれば誰にでも分かることである。
そう、誰にでも分かる・・・。

三本岳マカド根                          西表島の釣りポイント

にもかかわらず、ある限定された地域で優れているとされる道糸やハリスなどの釣り道具が北海道から沖縄までのあらゆる地域での釣りに適し、それを使わなければ釣れない、通用しないかのような大袈裟な宣伝によって、釣りをするうえで、ごく当たり前のことが忘れ去られているように感じるのは私だけだろうか?

長い間の釣り経験がある方は、あまり惑わされることはないと思います。
また釣具屋さんから一歩外に出て、冷静になって考えれば誰にでも分かることだと思います。
強度が違う!色が魚に対して云々・・・といった理屈に対しても「あんまり変わらないよ!」と割り切ることができるでしょう。
それは、釣り道具の選択には宣伝やメディアの情報よりも、実際に目で見てきた実績がものをいう!ということが分かっているからです。
しかし、釣りを初めたばかりの方などは、ついつい惑わされぎみになるのは仕方ないことだとも思います。
魚を釣るための方法を自らの経験ではなく、飽和状態になっている情報に求めるしかないからです。

釣果と宣伝文句、スカパーでのテスターのコメントだけに目が行ってしまって、その地域の海の生態系を無視したタックル選択がなされているように感じます。
メディアはまず道具の優れた点を紹介するよりも、釣りをするなかで一番大切な楽しさ!手軽さ!何が起こるか分からないというスリル!などを積極的に述べてもらいたいと思います。

最近、磯釣りを始めたいんだけど、色々と難しすぎて中々手が出せない!という声が聞こえてきます。
これはヤバイ傾向だと思いますよ!釣り業界関係者はこれからの方向性を再考しなければならない時期に来ているように思います。

鹿児島県枕崎の名礁「立神」 ここでどんなタックルを組むか?雑誌を頼るか地元ショップに立ち寄るか?

話が横道に逸れましたが・・・
三宅島はご存知のとおり大型のメジナやシマアジはもちろん、思わぬところで10kg級のマダイやメダイなどの大型の外道も掛かってきます。
「タックルは太めがいいよ!いい尾長見えてるから!」
「はい!分かってます、いつもより相当太めで道糸3号、ハリス5号でいきます!」
私個人の意見で恐縮ですが、「はっ?なにそれ?」というのが最初の感想です。
何で目の前に60cm近い尾長が見えているのにそのタックルを組むのか?意味が分かりません。
恐らく「四国の尾長は見えていても食いが悪いからハリスは細く・・・」というメディアの情報が頭の中から抜け切っていないのでしょう。
四国は四国、三宅島は三宅島なんですよ!

「そんなんじゃバラすよ!もったいないよ!」
不慣れなせいもあるかもしれませんが、やはり結果はバラしの連発!すると・・・
「今度は大丈夫です!このSサイズのウキ釣り秘伝で紹介されていて、ウキは感度がいいので、針は飲まれません!」
私個人の意見で恐縮ですが、「はっ?サラシに揉まれて仕掛全然馴染んでませんけど?」
「飲まれるどころか、それじゃ餌も取られませんよ!」
恐らくこれもテレビの見過ぎ。
さっさとLLサイズのウキに変えればいいのに~~と思ってしまいます。
わざわざ自分から釣りにくくしているんですもん。

こうして三本岳に適したタックルを選択できず、釣果なしで1日が終わってしまいます。

私はせっかくお金を掛けて離島に来ていただいているんだから、バラさないで何とか1尾いい型の魚を釣ってもらいたい!と思っています。
私は渡船可能な日は毎日三本岳に来て、バラしもあり、大型を仕留めることもありと沢山の経験から基準タックルを選択しているわけです。
当然、それに基づいてタックルのアドバイスはさせてもらっているつもりです。
しかし、●●メーカーの●●さんが細い仕掛でやっていたから真似したい!ウキ釣り秘伝の何月号に紹介されていていいと思います!と言われてしまえば仕方がありません。
道具の選択は個人の自由ですから。
しかし、ボウズを食らって納得してくれるなら結構ですが、大体の場合は釣れなかった原因を仕掛に求めようとします。
これが問題なんです。
フィールドごとに条件が異なる、それに見合ったタックルを選択しなければならないという認識が欠如しているということだけが大問題なんです。
竿もリールも道糸もウキもハリスも何から何まで皆と一緒というチームというか同好会も見受けられます。
誰か1人のモノマネをみんなでするんです。「あの人がああだった、ああ言ってた、あれ使ってた」
九州の口太釣りで使っていたタックルの完全コピー。
それを三宅島の大型尾長釣りで使うんです。
普通おかしいと思うでしょ?

私は強く言いたい!メディア等の誇大宣伝に惑わされてはいけません。自分の目で腕で、経験を根拠としてタックルは選択してください。
また遠征する際は、宿やショップ、船長に事前に海の様子や実績など、よく情報収集に努めてください。
「地形はどうなっているのか?根がきついのか?浅いのか深いのか?」
「魚のサイズはどうなのか?」
「種類は?」
「当日の風向きや潮の早さなどの予想はどうか?」
根拠に基づいたアドバイスには必ず得るものがあるものです。
そこに人それぞれの考え方が出て、釣りの楽しみの1つがあるんだろうと思います。
自分自身のタックル選択の基準、必要に応じて道具を使い分ける目が養われ、それが海中観察などの眼力につながり、遠投したり、流したりといった基本技術の鍛錬につながっていくものだと思います。

コマセが少ねぇよ!もっと撒かなきゃ!

スタッフ:「明日は凪だから三本は1日行程(午前6時から午後3時まで)だよ~」
      「餌何枚持っていく?(1枚が3kg)」
お客さま:「とりあえず2枚解凍して下さい!凍ったのを2枚持っていきますんでよろしく!」
スタッフ:「えっ?そんだけ?」
お客さま:「はい!これで配合餌2袋で丁度いいと思います。」
スタッフ」「・・・・・」「了解!じゃあ明日待ってます!」

・・・春になって、三本岳への渡船率が上がってくると、ほぼ毎日のように繰り返されるこの会話。
個人差はあると思いますが、皆さんはどう思いますか?
1日で12kgのコマセ、これが多いか?少ないか?あるいは丁度いいか?

ここから先は、私の経験に基づいたお話です。
アドバイスと聞き入れて頂ければ幸いですし、ウザければお戻り下さい。(笑)

私は、この時期に1日行程で三本岳に向かうときは3枚解凍、3枚冷凍で最低6枚、これに増量系の配合餌(グレ500など)を2袋持参するようにしています。
そして、三本岳に到着後、周囲を観察して、ポイントまで”コマセを運んでくれるような条件”があれば、配合餌は入れず、オキアミもつぶさないでそのまま撒きます。
”コマセを運んでくれる条件”とは、追い風、払い出し、潮の流れなどです。
増量系の配合餌を入れるケースとして、当てはまるのが、コマセが足りなそうになったとき、遠投が必要なときなどです。

【私が愛用している配合餌”グレ500”】            【普通のLカップ(左)私専用カップ(右)】

「コマセの撒きすぎだよ」そう思われる人もいるでしょう!
実際、私は周りの人によく「コマセ撒きすぎだよ!」「魚が腹一杯になっていなくなっちゃうよ!」といわれます。
果たして本当にそうでしょうか?
水温が上昇してイスズミだらけの三本岳、コマセを沢山撒いて、これらの魚が居なくなったことがありますか?
南伊豆の小サバやネンブツダイ、コマセを沢山撒いて、居なくなりますか?

私は、噴火災害で避難している数年前に八丈島のオッチョガ浜という場所で泳いで非常に面白い場面遭遇しました。
泳ぎながらオキアミ3kgを一気に水面に撒き散らしました。
イスズミ、熱帯魚、ムロアジ、タカベ、沢山の外道が水深2メートル程度の浅瀬に集まってきます。
海底5メートル付近には口太メジナ、サンノジが沢山泳いでいましたが、海底付近には1粒のコマセも届きません。
外道が完食したと思われます。
 「こりゃ面白い!」と思った私は、車に戻って、夕方用に解凍し始めていたオキアミ2袋を持って、再度海中へ。
先ほどとは少し場所をずらして、少しバシャバシャしているところに一気に2袋を撒き散らしました。
するとどうでしょう。
最初は先ほどと大した変化もなく、外道だらけでした。
しかし、先ほどとはコマセの量が倍違います。
しばらくすると海底付近に6kgのコマセのうち3分の1程度が沈下し、口太メジナとサンノジがコマセを食い始めました。
途端に急に浅瀬に食い上がって来ては乱舞し、外道はいつの間にかどこかに消えてしまったのです。
また、乱舞した本命の中にも、少しのコマセを食っただけなのに、外道と同じように消えていったものもいました。

このような状況を釣りに置き換えると、コマセをボチボチ撒いていたのでは、ただの餌取りだらけの状況ということになるんだと思います。
しかし、状況次第で必要となるコマセ量を撒くことによって、本命の魚を寄せることが可能であると自信を持っていえます。

要するに、
「少しのコマセを撒いても全然本命に届いていないケースが殆どである!」いうこと
「潮が動いている場所に釣座を構えなければコマセを本命のいる棚に運んでくれない!」ということ
「腹が一杯などの要因で食い気がなくなった魚はそもそもコマセに集まって来ない!」ということ


この3つが私のコマセ持参量の根拠となっているわけです。
大体8時間30分の釣り行程のうち、準備、休憩を除けば7時間の釣り時間ですね。
7時間で18kg、およそ1時間でオキアミ1枚という計算です。
こうして改めて計算してみると、さほど多くないということがお分りだと思います。

間違えないで欲しいのは、これはあくまでもコマセの話で、「釣果」とは全く無関係という点です。
毎度申し上げているとおり、「釣れる釣れないは潮の流れ」次第ですから。

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